2022年07月13日 16:02更新
生活習慣が乱れやすくなる夏休みを前に、上越市立清里小学校の5年生が13日、バランスの良い食事について学びました。
上越市では、夏休みなど長い休みに入る前に正しい生活習慣について考えてもらおうと、市内の小中学校で出前授業を行っています。
この日は、上越市立清里小学校の5年生13人が、市の栄養士と保健師からバランスの良い食事と適切な量について教わりました。
三大栄養素の一つ炭水化物の摂取の目安は、小学5、6年生の場合、一食でごはん200グラム、茶碗1杯分が適量だということです。
栄養士の和久井佳子さんは「脳の活性化に必要な糖分になるのは、ごはん。朝ごはんが足りないと授業でぼーっとしたり集中力が続かないので、しっかり食べましょう」と呼びかけました。
児童は、事前に一日の食事を記録していて、普段の食生活に何が足りていないのか考えました。特に不足が目立ったのは、緑黄色野菜です。
児童
「野菜、肉、魚を自分ではあまり食べない。食生活に足りてないと分かったので、食べるように意識したい」
「ごはんだけの朝ごはんや、牛乳をあまり飲まない日もある。野菜も取り入れて栄養バランスを確かめたい」
学校は、今月23日から夏休みに入ります。給食がなくなり早寝早起きのリズムも崩れやすくなるとして、栄養士は注意を呼びかけています。
栄養士 和久井佳子さん
「学校の給食は、栄養士がバランスよく量も考えて作っているので、まずは給食を残さず栄養をとってほしい。休みの日は起きるのが遅くなり、ご飯を食べない、おやつだけという子も。規則正しい食事を意識してもらえれば」
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