2022年07月13日 14:02更新
オフロードを走るレーシングバギーを上越市の「ヨコタオートコーポレーション」がプロのドライバーと協力して開発し、11日(月)メディアに公開されました。
2人乗りのレーシングバギー「サミットDS-2」
これが上越市で作られた2人乗りのレーシングバギー「サミットDS-2」です。長さ4.5メートル、幅2.3メートル、エンジンの排気量は5700ccです。
車体は、軽くて丈夫なFRP素材を使い、最大速度は200キロほどです。
車を作ったのは、上越市七ケ所新田で車両の販売や整備などを行うヨコタオートコーポレーションです。
ヨコタオートコーポレーション代表取締役 今井紀男さん
「やりたいと思っていたこと。二番煎じではダメ、(国内で)一番にできたことは良かった」
車はエンジン部分をヨコタオートが作り、フレーム部分を国内外でトップレーサーとして活躍する塙郁夫さんが担当しました。
塙さんは、これまで数十台のバギーを製作した経験があります。11日(月)は試走会が開かれ、1キロのコースを走りました。
レーシングドライバー 塙郁夫さん
「想像以上にちゃんと走ったので、あとはテストして実践で走り込んでいけば。これは、オフロードを走るレーシングバギーの王道。日本の人は作り方を知らないので、今回は世界の王道を紹介したかった。アレンジはこのあと」
写真提供:NASC
「サミットDS-2」は、8月28日(日)に岩手県で行われるレースで初戦に臨みます。ヨコタオートコーポレーションは今後量産化を視野に、海外のレースに通用するバギーの製作を行いたいとしています。
ヨコタオートコーポレーション 代表取締役 今井紀男さん
「これをどんなチャンスに生かせるかがこれからの課題。国際レースで結果を残し、欲しい人がいれば作れる状態になれれば」
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