2022年07月13日 13:45更新
まもなく終戦から77年目の夏を迎えるなか、原爆の惨状を描いた水墨画や戦争体験者の証言をまとめた動画が、「平和展」として高田図書館内小川未明文学館に展示されています。
平和展には、上越市内に住む戦争体験者や平和の尊さを伝えようと活動している9人の証言動画や関連資料などが展示されています。
動画は今年5月と6月に収録されました。
これはインドのインパール作戦に参戦した平田端然さんの手記「ビルマ戦線」です。
動画では、平田さんの息子で元高校教諭の真義さんが父について語っています。
これは、山岸正春さんが寄贈した「千人針」です。布に赤い糸で日の丸の形を縫って、結び目を1000個作り、出征する兵士の無事を祈って贈りました。
このほか「原爆の絵」やウクライナの戦争を伝える写真パネルも展示されています。
「平和展」は、来月14日(日)まで、高田図書館にある小川未明文学館で開かれています。
会場には証言動画を文字に起こした冊子が置いてあるほか、チラシのQRコードから、ユーチューブで9人の証言映像を見ることもできます。
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