2022年06月17日 13:36更新
特産品とはどういうものか学ぼうと上越教育大学附属小学校の児童が16日(木)、妙高市平丸に伝わるスゲ細工づくりの下準備を手伝いました。
附属小学校の5年1組は、「特産品」について学んでいます。この日は妙高市の平丸地区を訪ねて地元に伝わるスゲ細工づくりの下準備を手伝いました。
児童はNPO法人平丸スゲ細工保存会のスタッフに教わりながら、干したスゲの葉を叩いて、繊維を残す作業を体験しました。
こちらは、刈り取ったスゲの乾燥作業です。ポイントは短いスゲを取り除いて全体の長さを整えること。そしてスゲの葉が湿気で茶色く変色しないよう重ならないように広げることです。
児童
「スゲについて学べて楽しかったし、地域の人と交流できて良かった」
「スゲを使って自分で色々なものを作りたい」
「スゲを乾燥させるだけでも難しくて精一杯。これから頑張れるか心配」
平丸スゲ細工保存会 柴野 美佐代 理事長
「大人でも慣れないと出来ない作業。スゲに触り、材料を取るだけではないことを学んでもらえるだけで十分」
児童は、今回乾燥させたスゲを使って9月にリースを作ることにしています。
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