2022年06月07日 13:45更新

本格的な梅雨を前に、上越市を流れる関川で7日、護岸や河川管理の施設などに異常は無いか調べる見回りが行われました。
 

これは、高田河川国道事務所や上越消防本部など9つの関係機関が合同で行いました。

7日は関川下流部で過去に水害の発生した場所や水防施設など、13か所を見て回りました。そのうち、塩屋排水樋管での護岸の点検では、水が漏れ出ている所が見つかりました。

高田河川国道事務所 河川管理課 小林卓生課長
「3回の出水があり現在の堤防になった。堤防が老朽化している。護岸に亀裂ができると水が漏れ堤防が崩れる可能性がある」

また、関川東城町1丁目の「やぶの川辺公園」近くの関川右岸では、過去に90メートルほどの浸食があり、川の流れを抑えるためブロックを敷き詰めましたが、7日の点検では、さらに下流で浸食が見つかりました。

高田河川国道事務所では、7日見つかった部分について、監視を続けたうえ、修復などに取組むことにしています。
河川の点検は、今月2日、関川の上流でも行なわれました。

上越市は、高田区と新道区について、過去に浸水のあった地域が分かるハザードマップを配布しました。

いざという時、どこに避難したらよいかなどマップなどで確認したいですね。