2022年06月07日 15:46更新
ポスターやパンフレットなどの印刷をしている事業所が余った紙で自由帳1400冊を作り上越市の小学校に寄付しました。
自由帳を寄贈したのは、新潟市に本社のある印刷会社の「タカヨシ」です。タカヨシでは普段余った紙を細かく裁断しリサイクルしています。今回は児童に資源の再利用や「SDGs」について関心を深めてもらおうと、余った紙で自由帳1400冊を作り、市内すべての小学校47校に贈ることになりました。
7日(火)は、国府小学校で贈呈式が行われ児童がタカヨシの代表やレルヒさんから自由帳を受け取りました。
児童
「すごくうれしい!かわいい絵を描いたりして使いたい」
「いろんな素敵な絵を描きたい」
タカヨシによりますと、紙をそのまま利用し自由帳として寄贈したのは初めてだということです。
自由帳の表紙には、上杉謙信公をはじめ、うみがたりのマゼランペンギンなど上越ゆかりのイラストが描かれています。
インクには、米ぬか油で作ったものを使い、針金を使わず本をとじているので、そのままリサイクルに出すことができます。
タカヨシ 代表取締役 高橋 佑 さん
「デジタル化の中、物を描くタイミングが少なくなってきている。この自由帳に思いのまま描いてほしい。SDGsに即した自由帳になっているのでそういったものも勉強してほしい」
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