2022年05月29日 18:19更新
年末の風物詩、ことしの漢字一文字で知られる京都府、清水寺の森清範貫主がきょう、上越文化会館で「言葉の力」をテーマに講演会を行いました。
森さんは毎年、公募で決まったことし一年を表す漢字を清水寺の舞台で書くことで知られています。きょうは上越文化会館に集まった700人を前に、言葉が持つ力について「言霊には力がある。言葉を話すのは人間だけ。何百万年もかけて発展してきた人間だけの技術」と話しました。
また、言葉と一緒に日本の文明を発展させてきたのは漢字と説明し、様々な漢字の成り立ちを紹介しました。森さんは時折ジョークを交え、会場の笑いを誘っていました。
参加者
「コロナ禍でふさぎがちだったので、前向きになりたくて参加。エネルギッシュな方でエネルギーをもらった」「いつも暮れにテレビで見ていたがこのように説明があると分かりやすい。素晴らしかった。」
講演会はNPO法人明るい社会作り運動上越ブロックが主催しました。森さんが来越したのは平成18年以来、3回目だということです。
「和」という字を揮ごう
この模様は8月7日からのJCVスペシャルで放映されます。ぜひご覧ください。
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