2022年05月28日 17:47更新

上越市牧区に去年オープンしたカフェ「くるみや」が、今シーズンの営業を始めました。豊かな自然のなかで、牧区のオニグルミを使ったオリジナルスイーツが楽しめます。

「くるみや」は、牧区倉下の川のほとりにあります。店を切り盛りするのは、東京都から移住した、元地域おこし協力隊の原田真理さんです。

原田さんは、牧区に住民が集える場所がないと感じ、去年9月、空き家を改修した自宅の一角にカフェを開きました。木の香りが漂う店内では、牧区に自生している「オニグルミ」を使ったスイーツを提供しています。

原田真理さん
「オニグルミは、この地域では昔からよく食べられてきた食材。小さいクルミだが、とても濃厚で味わい深い。地域の人だけが食べているものであまり知られていないので、それではもったいないと思い使うことに」

「クルミブラウニー」とコーヒのセット　500円（税込）

メニューは、ブラウニーやマフィンなどの焼き菓子や、黒糖をからめたクルミ菓子など、4種類あります。焼き菓子の生地には、小麦粉とバターの代わりに米粉と米油を使っていて、クルミ本来の濃厚な味わいが楽しめます。

外にはテラス席も

カフェは、去年は地域の住民を中心に営業していましたが、原田さんは、今後は地域外にも広くPRしていきたいと考えています。

原田真理さん
「（牧区は）人が減って寂しくなっている。いろいろな人に来てもらい、魅力を知って何かしらのファンになってもらいたい。カフェをきっかけに牧区に足を運んでもらえれば」

くるみやの営業は、毎月第2、第4の土曜・日曜です。営業時間は、午前7時半から午後3時半までです。店舗情報など、詳しくは「くるみや」のホームページをご覧ください。

カフェ くるみや

■住所：新潟県上越市牧区倉下114
■営業日：毎月第2,第4 土日
■営業時間：7:30～15:30（LO 15:00）
■問い合わせ：TEL080-3310-6762
■駐車場：有