2022年05月21日 21:18更新
新たに開幕した女子ソフトボールのプロリーグ「JDリーグ」の公式戦が21日、高田城址公園野球場で初めて行われ、東京オリンピックでも活躍したトップ選手たちが鮮やかなプレイで上越のファンを沸かせました。
JDリーグの上越ラウンドには太陽誘電ソルフィーユ、ビックカメラ高崎ビークイーン、トヨタ自動車のレッドテリアーズ、SGホールディングスのギャラクシースターズの4チームが試合を行います。このうち21日の第2試合、太陽誘電とトヨタの試合前には上越市の中川市長が太陽誘電の山田英夫社長と共に始球式に臨みました。
この試合はトヨタレッドテリアーズが2回に山田柚葵選手のホームラン、3回のバッバ・ニクルス選手の2点タイムリーなどで序盤からリードしていきます。
また守備でもモニカ・アボット選手、後藤希友選手と東京オリンピックで活躍した日米の両エースが継投し、太陽誘電の打線を抑えていきます。
6回裏、太陽誘電は2アウト2・3塁の場面で4番の中溝優生選手がタイムリーを放ち2点を取り返しますが、反撃もここまで。試合は7対2でトヨタが勝利しました。
なお、この日の第1試合SGホールディングスギャラクシースターズとビッグカメラ高崎ビークイーンの試合は3対8でビッグカメラが勝利しました。球場には約1800人の観客が訪れたということです。会場で応援していた市内の男性は「試合が見られてうれしいですね。日本代表クラスが来ていてスピード感が違う。野球と違いコンパクトの中でもスピード感があっておもしろい」また新潟太陽誘電に勤める男性は「ソフトボール実際に見るのは初めてだが、同じ会社の縁でこれからもやっていってもらいたいし、応援していきたい」と話していました。
グラウンド整備など会場運営に取り組んだ城西中ソフトボール部3年の藤代爽寧さんは「やっぱりプロは違う。アボット選手の投球が迫力あってすごかった。ずっとテレビで見てた人が自分の眼で見れるのが新鮮」同じく高田北城高校ソフトボール部3年の小山日菜子さんは「簡単なゴロさばきなど、ひとつひとつの動作が丁寧で素早く、細かい所から違うなと感じた。活躍していた選手たちのように近づきたいしもっと上手くなりたいと思った」と話していました。
太陽誘電ソルフィーユは今後、新潟太陽誘電のある上越市を第二のホームとして活動することにしています。試合後に山路典子監督は「先発投手が点を取られてしまい、もう少し粘って良い試合がしたかった。沢山お客さんが入ってもらい、観客の声も聞こえたので、もっといいプレイを見せたかった。もっともっと明日以降いいプレイを見せていきたい」と話していました。
あす22日(日)午後2時からは太陽誘電ソルフィーユ対SGホールディングスギャラクシースターズの試合が行われます。
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