2022年05月17日 18:28更新
コロナ禍で外食産業の卵の需要が伸びない中、上越市で養鶏場を営む日本海ファームは、今月から香港に向けた卵の輸出を始めました。県内では初めての取組みとなります。
日本海ファームは、今月10日から香港に向けて卵の輸出を始めました。冷蔵用のコンテナには10個入りのパック1万9200パックが積み込まれます。卵は、新潟港から韓国・釜山経由の航路で2週間かけて香港に届きます。
卵は「生命の素(いのちのもと)」という商品名で、香港のスーパーや飲食店で販売されるということです。
日本海ファームは柿崎区上下浜にある養鶏場で27万羽を飼育、年間4800トンの卵を生産しています。香港へは今後、毎週火曜日に出荷し年間570トンを輸出する計画です。
日本海ファームの川原正嗣常務
「コロナ禍で外食産業が伸び悩み気味となっています。輸出する卵は香港の中間層を狙っています。中国産より安心安全な卵を口にしたいということから受け入れられていると思います。コロナ禍が落ち着いたら、香港の人にも県内に遊びに来てもらい、県内でも卵を消費してほしい」
県内から香港への卵の輸出は初めてということです。
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