2022年05月11日 17:44更新
コロナ禍による景気の低迷やガソリンなどの物価が上る中、妙高市は、過去最大となるプレミアム付き商品券を7月から販売することになりました。1冊5000円で、倍の1万円分の買い物ができます。
妙高市は「みんなの応援券」と題してプレミアム付きの商品券を発行します。1冊5000円、500円券が20枚入っていて、価格の倍、1万円分の買い物ができます。
また、商品券は5000円分ずつ2種類に分かれていて、ひとつは市内に本社や本店がある店、およそ400店で使えます。もうひとつは、大手スーパーなどを含む市内すべての店で使えます。2種類の商品券は、別々の色に印刷される予定です。
「みんなの応援券」を購入できるのは1人2冊まで。対象は4月30日時点で住民基本台帳に登録されている人です。なお、購入するには引換券が必要で、市では6月21日、各世帯に郵送することにしています。
「みんなの応援券」の販売は商工会議所や商工会などで、7月1日から8月31日までです。利用できるのは販売開始から9月30日までです。また、これにあわせて市は、中学3年生までの子ども約3300人と、今年度中に75歳以上となる約6700人に対し、1人1冊の商品券を配ることにしています。この場合は、市内に本社や本店がある店に限って使えます。
市はこの事業費を盛り込んだ補正予算6億6500万円を11日、市議会臨時会に提案し、賛成多数で可決されました。今回のような100%のプレミアム付き商品券の発行は2回目、規模としては過去最大になります。財源には市の感染症対策基金が使われ、これにより基金の残高は5億2000万円となります。
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