2022年05月11日 08:18更新
田んぼに苗を植えて文字を書く、毎年恒例の稲文字づくりに10日、上越市立清里小学校の児童が取り組みました。今年の文字は「夢」です。
田植えをしたのは清里小学校の4年生から6年生の43人です。清里小学校では10年以上前から稲文字の田植えに取り組んでいます。今年の文字は「夢」。児童が日ごろのニュースで見た出来事などをヒントに話し合いで決めました。
児童
「戦争、コロナが終わってほしい夢と、6年生が『夢』学年なので、この一年間で最後の思い出作ってほしいという思いを込めて夢という文字にした」
田んぼの広さは8アール、児童は裸足で田んぼに入り、コシヒカリとこがねもちの苗を手で植えていきました。稲文字にするため、指導には、地元の農業法人グリーンファーム清里のスタッフなどがあたりました。
グリーンファーム清里 保坂一八 代表取締役
「『夢』という字を田んぼというキャンバスに上手に描いてくれた。秋が楽しみ。6月頃になると字が浮かび上がる。子どもたちには一人ひとりが夢に向かってチャレンジしてほしい」
児童
「田植えが好きなのでうれしい。イネが成長するよう願いを込めた」
「「夢」学年の6年生には目標を見つけてほしい」
児童はこの後、きれいな稲文字になるよう、雑草取りやイネの世話をして9月に収穫をするということです。
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