2022年04月26日 10:57更新
与党国会議員の2人が24日に佐渡市を訪れ、今年2月ユネスコに推薦された佐渡金山や関連施設などを視察しました。
佐渡市を訪れたのは、自民党外交部会長の佐藤正久参議院議員と自民党文部科学部会長の山本朋広衆議院議員です。
2人は佐渡金銀山ガイダンス施設「きらりうむ佐渡」や、史跡佐渡金山の宗太夫坑跡などに足を運び、渡辺竜五佐渡市長や担当課の職員から説明を受けました。きらりうむ佐渡ではパネルや映像を見ながら佐渡金銀山の歴史や人々の暮らし文化などについて理解を深めました。
江戸時代初期に開発された宗太夫坑跡ではロボットが再現した採掘作業や金堀大工の生活の様子などを見て歩きます。
採掘から製錬、鋳造など一連の流れが説明されている展示施設でも熱心に質問し、手工業による金生産システムの顕著で普遍的な価値を改めて確認していました。この後、京町など相川の町並みも視察しました。
佐藤正久 参議院議員は「韓国の主張は世界遺産登録とは関係がなく受け入れることはできない。金山の文化的価値を丁寧に説明しながら協議していくつもり」と反発する韓国への対応などについて見解を述べました。
山本朋広 衆議院議員は「我々が世界遺産登録を申請している時代以外のことについて主張していることには遺憾を覚える。金山の価値をきちんと評価していただきたい」と同様の考えを示しました。
ふたりはユネスコの諮問機関である国際記念物遺跡会議、イコモスの審査に向け佐渡金山の価値をしっかり伝えていくことが重要だとし、与党自民党が組織をあげ後押しすることを約束していました。
佐渡テレビジョン
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