2022年05月05日 18:20更新
約50年前に廃止された頸城鉄道の機関車に乗って走れる施設「くびき野レールパーク」の一般公開が5日、今年度初めて開かれました。コロナ禍で一般公開が10か月ぶりとなる中、家族連れや鉄道ファンで賑わいました。
一般公開は「こどもの日」にあわせて開かれました。
「くびき野レールパーク」は、かつての新黒井駅から浦川原駅までを結んでいた頸城鉄道の列車などを保存する施設です。施設には蒸気機関車のコッペル号やディーゼル機関車など、8つの車両が保存されていて、訪れた人は50年以上前、当時路線を走っていた機関車の乗車体験ができます。
施設はコロナ禍で去年7月から一般公開を中止していて、5日は10か月ぶりの公開日となりました。訪れた家族連れや鉄道ファンの中には、盛んにカメラのシャッターを切る姿が見られました。
訪れた人
「すごく賑わっていて、電車も色々な種類のものが見れた。こんなに古いものが動いていることに感動した」
「エンジンの構造を見ていた。1950年頃から今も動く状態で残っているのはすごい。よくここまで復元できたなと思った」
くびきのお宝のこす会 西山義則 会長
「やっとまた『復活』と言ったら変だが、いつも通りに開催できて嬉しく思う。やっぱり子どもの笑顔を見るとやって良かったと感じる。今回はコロナ禍で飲食の販売は自粛したが、これから自粛がない状態で開催できれば」
レールパークの一般公開は、今年度のこり5回予定されていて、次回は6月19日(日)となっています。
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