2022年05月02日 17:10更新
浜辺に咲くスミレ、イソスミレなどの貴重な植物を守ろうと1日、上越市の柿崎海岸で市民ボランティアがゴミ拾いに汗を流しました。
海岸でゴミ拾いしたのは、市民有志でつくる「自然環境守り隊」です。この活動は、元教員の古沢和子さんが24年前にはじめたもので、現在は自然環境守り隊が受継ぎ、浜辺の生態系を見守っています。柿崎海岸にはアナマスミレやイソスミレといった貴重な植生があり、絶滅が危惧されています。
1日は雨がふる中、会の呼びかけに応じた市民40人ほどがゴミを拾いました。活動は1時間ほど行われ、プラスチックやペットボトルなどのゴミがおよそ100袋、300キロになりました。
ゴミ拾いの後、元教員の竹内紀夫さんがゴミの影響について、プラスティックの破片などが砂に埋まっていくと植物の成長を妨げると話しました。
ゴミは市の生活環境課が回収し、処分する予定だということです。自然環境守り隊では柿崎海岸で半年後にも活動を予定しています。
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