2022年04月27日 17:21更新
上越市の職員の熱中症対策に役立ててもらおうと、住宅用器材などを製造・販売する「エヌ・エス・ピー」が27日(水)、市に空調服110着を寄贈しました。
寄贈された空調服「Nクールウェア」です。内側には、充電式のバッテリーと送風機が2つ付いていて、夏場の工場や屋外作業での熱中症対策に効果があります。
寄贈したのは、住宅用器材などを製造・販売する「エヌ・エス・ピー」です。
上越営業所 福田吉宏所長
「今年2月で企業設立50年。上越市の皆様にお返しがしたかった。Nクールウェアを販売し始めたのは10年前。最初は『逆に暑いのでは』『夏場に長袖は不格好』などの声が現場から多くあったが、近年では『これがないと仕事にならない』など、ありがたい声が届くように」
27日は上越営業所の福田吉宏所長が上越市役所を訪れ、110着の目録を中川市長に手渡しました。
寄贈されたタイプは、フル充電でおよそ6時間使用できます。また、内側はチタン加工がされていて、紫外線を98パーセントカットできるということです。
寄贈された空調服は公園の管理人や高田城址公園の桜守、ガス水道局の職員など、屋外で作業を行う市の職員が使用する予定です。
福田所長
「まだまだ熱中症対策は不十分な場所がある。現場には空調設備のないところも。市民のために働いている職員の皆さんが、暑さで大変な思いをすることがないように使ってほしい」
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