2022年04月25日 16:09更新
上越市は、ふるさと納税の増額を目指して魅力ある特産品などを返礼品に取り入れようと、事業者の募集を25日(月)から始めました。これは中川市長の肝いりで進められます。
上越市のふるさと納税額は、昨年度がおよそ1600万円。その前が1800万円ほどでした。これを中川市長は一気に3倍の5000万円を目指す考えです。そのためには、返礼品をより魅力のあるものに変える必要があるとして、今年度から地元の特産品などを大幅に取り入れて、地域振興などに役立てる方針です。これまでの返礼品は、市内の公共施設の共通入館券やえちごトキめき鉄道のリゾート列車雪月花の乗車券などに限られていました。
市では返礼品を提供する地元業者を募集するための事前説明会を先週から始めました。これまでに87の事業者が参加しています。
参加した事業者「地元で酒を売っているが、ふるさと納税に使えると参加した。注目されていると知って、以前から市に問い合わせていたが、ようやく市長が代わってこの体制ができたのはうれしい。上越市の魅力を伝えられるような商品や組み合わせを考えていきたい」
「越後の酒でオリジナルのものを造っているので出品できれば。手数料がどれだけかかるか心配だったが、ほとんどかからないらしい。酒の販売店もいると思うが、うちはメーカーなので被らないようにしたい」
「お菓子屋なのでお菓子を登録しようと。サイト出品は県外の人が見やすいのでは。個人で通販事業やっているよりは、多少は色んな人がアクセスしやすいと思う」
「米や雪太郎大根の加工品、どぶろくを出品したい。地元産品を通じて、その地域に行ってみたいとなれば。(チケットなどで)体験的なことも可能という話だった。そういうところも活用できるよう取り組みたい」
返礼品は「さとふる」や「ふるぽ」など、全国の返礼品を紹介する6つのポータルサイトを通じて、8月から紹介される予定です。
返礼品と出品事業者の第1次募集は今月25日(月)から来月27日までです。出品にあたっては、まず事業者が市の審査を受けて登録をする必要があります。市のホームページにある登録申請書など必要書類を郵送や電子メールで用地管財課 財産運用室に提出してください。
また、説明会が27日(水)にもリージョンプラザ上越で開かれます。詳しくは、市の用地管財課までお問い合わせください。
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