2022年04月15日 18:28更新

上越市桑取地区にある古民家カフェ「平左衛門」が、15日（金）から今シーズンの営業を始めました。里山の風景のなか、地元食材を生かした食事や自家製スイーツが楽しめます。

平左衛門カフェは桑取地区の最も奥、横畑にあります。築180年の古民家を地元住民やボランティアなどが10年かけて改装し、9年前にオープンしました。冬の間は2メートルを超える雪が積もり休業していましたが、今シーズンの営業がきょうからスタートしました。

来店客
「看板を見てきょうからと知り来店した。地元の旬の幸を使った料理がいい」
「今か今かと待っていた。そばの香りがして美味しい。この景色の中で食べる料理が好き」

定番メニューは、平左衛門カレーや発酵食メニューです。

「くわどり定食」

中でも人気があるのが「くわどり定食」です。自家製味噌のみそ汁のほか、山菜の天ぷらやフキ味噌など、旬のものが盛りだくさん。元々は期間限定メニューでしたが、好評だったことから去年から通年での提供となりました。

一番人気のスイーツ「さつまいもチーズケーキ」

このほか、湧き水でいれたコーヒーや、季節で変わる自家製スイーツなどがあります。

4月16日（土）、22日（金）、23日（土）には、桑取で採れたそば粉「とよむすめ」を使った十割そばが、各日20食限定で提供されます。

平左衛門カフェ 松川菜々子さん
「今年の冬は雪が少なかったが、3月の雪消えが遅かった。フキノトウなど春の訪れと一緒に、まだある雪とサクラの景色も楽しめる。カフェには春らしいメニューを用意してお待ちしています」

平左衛門カフェの営業は、毎週金、土、日曜と祝日、午前11時から午後4時までです。