2022年04月11日 16:29更新
妙高市斐太歴史の里ではカタクリの花が、見ごろをむかえています。
カタクリはその可憐な姿から「春の妖精」と呼ばれています。古墳群や史跡などがある斐太歴史の里には、群生地がいくつもあり、いまは総合案内所や鮫ヶ尾城の本丸跡周辺で見ごろをむかえています。
11日(月)は、カメラを手にした人が次々訪れ、盛んにシャッターを切っていました。
湯沢から
「間近に見られて、写真も撮らせてくれる。毎年来ています」
愛媛から
「去年鮫ヶ尾城に来た時カタクリがきれいに咲くと教えてもらった。来た甲斐がありました」
カタクリの保護などにあたっている斐太史跡里保存会によりますと、今年は雪消えが遅かったものの、開花の時期は例年並みだということです。
保存会の髙橋昇会長は「ところどころ群生しているところが魅力。サクラと違って一斉に咲かない。雪が消えたところから順番に出てくる。いまが見ごろ」と話していました。
花のピークは、総合案内所と北側にある観音平古墳群の周辺が今週末、南側にある天神堂古墳群の周辺が来週末になると見られています。
遅い所では、大型連休過ぎまで楽しめるということです。
保存会の髙橋会長は「カタクリに限らず貴重な植物が多い。盗掘しないよう、踏み荒らさないようにしてほしい。」と呼びかけていました。
斐太歴史の里では、今月23日(土)に鮫ヶ尾城やカタクリの群生地をめぐるツアーが開かれます。詳しくは斐太歴史の里総合案内所までどうぞ。
■問い合わせ:斐太歴史の里 TEL0255-72-0697
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