2022年04月12日 20:17更新
上越市寺町2丁目に、全国的に流行している壺焼き芋の専門店「いも野郎」が3月にオープンしました。開店時間前に行列ができるなど、大きな話題になっています。
いも野郎は、高田別院近くの寺町通りに面した住宅街にあります。オーナーの佐藤大輔さんの自宅の敷地に建てたガレージの中で営業しています。店長として店を切り盛りしているのは佐藤さんの後輩、金井俊貴さんです。
店長の金井俊貴さん(36)
販売しているのは、石焼き芋ではなく「壺焼き芋」です。
高温で焼く石焼き芋とは異なり、低温でじっくり焼くことができるのが特徴で、表面が焦げず、中身はしっとり。たっぷりの蜜をまとった芳醇な甘さの焼き芋に仕上がるということです。
ガレージには焼き芋のために作られた特別な壺が4つ設置されています。使用している芋は、金井さん自ら茨城県に足を運んで仕入れている、しっとりと甘いサツマイモ「紅はるか」です。
1つの壺で1回に焼ける芋は10個ほど。炭火の低温で2~3時間かけてじっくりと焼き上げます。
蜜 100グラム150円
販売しているのは、ホクホクとした食感の「極み」と、ねっとりとした食感の「蜜」の2種類です。いずれも100グラム150円(税込)です。
2人は糸魚川市筒石で営業している焼き芋屋「芋咲」の味に惚れ込み、焼き芋を販売しようと一念発起。芋咲のご主人に弟子入りし、ノウハウをいちから学んできました。
金井俊貴 店長
「芋の味には自信があります。焼きたてはもちろんですが、壺焼き芋は冷めてもおいしいと評判です。凍らせて、薄く切ってもおいしく食べられます。ぜひ一度お試しください」
壺焼きは、1回に40個ほどしか焼くことができないため、すぐに完売してしまうことが多いそうです。確実に購入したい場合はオープン時間に足を運ぶか、来店して焼き上がり時間を確認してください。それでも行列ができてしまう日が多く、購入数の制限をする場合もあるということです。
営業は、茨城県産の「紅はるか」が仕入れられる6月まで続けるということですが、その先の営業については現在未定ということです。
店舗情報
いも野郎
■住所:上越市寺町2-18-5
■営業時間:12:00~17:00 ※なくなり次第終了
■定休日:不定休
■駐車場:6台(店前2台、道路を挟んだ空き地4台)
■ホームページ:http://imoyarou.com/
■インスタグラム:@imo86.imo86
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