2022年03月30日 14:43更新
先月、村上市の三幸製菓荒川工場で従業員6人が死亡する火災があったことをうけ29日(火)、上越市大潟区にあるブルボン上越工場で消防訓練が行われました。
ブルボン上越工場 小池寛工場長
「県内米菓メーカーで火災事故があった。避難経路の確認が非常に大切と思った」
訓練は、ブルボン第1工場から火災が発生し、従業員1人が逃げ遅れたという想定で行われました。はじめに工場の従業員413人が参加して、火災発生による避難訓練が行われました。
その後、頸北消防署から消防車両7台と署員27人がかけつけ、消火活動にあたりました。
さらに、逃げ遅れた従業員を救助する訓練も行われました。
頸北消防署 草間勤所長
「消火・避難・誘導・通報の連携が重要。消火については自分たちで消せる、消せないの判断が大事。『消せない場合』いかに早く行動できるか」
ブルボン上越工場では29日の訓練に先駆け、今月上旬、すべての従業員が避難経路を確かめる訓練を行いました。
また、工場では定期的に消防機器を点検し、消火器や火災報知器、避難誘導灯が作動するかどうか確認しているほか、菓子のかすは毎日、掃除をして取り除いているということです。
ブルボン上越工場では今後、緊急時の伝達体制などを強化していくことにしています。
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