2022年03月20日 17:40更新
サケの生態を学ぶ出張講座「いってらっサーモン」が19日から21日までの3日間、上越市の桑取川で開かれています。参加者は毎年、サケが遡上する上越市の桑取川でサケの稚魚を放流しました。
この講座は上越市民にとってなじみのあるサケについて学んでもらおうと、上越市立水族博物館うみがたりが3日間にわたって開きました。参加したのは家族連れなど約40人です。上越市の桑取川では毎年、秋になるとサケが遡上します。
稚魚は桑取川で受精したあと、うみがたりでふ化、飼育させたものです。稚魚はふ化から80日ほどが経ち、体長5センチまで成長しました。講座では参加者が桑取川の河口付近で稚魚を300匹放流します。
参加者した児童
「死んだり、食べられたりしないかな?と思って放流した。大きくなったらこの川で卵を産むと聞いたので見に来たい」
参加した保護者
「稚魚は小さいけれど大きい海で一生懸命生きることを感じてほしい」
また講座では、うみがたりのスタッフがサケの生態について解説し、サケは生まれた川の成分、アミノ酸をかぎわけて4年後に帰ってくることを紹介しました。そのうえで、山や川にゴミが捨てられると、川の成分が変わってしまい、サケが生まれた川に戻れなくなってしまうため、自然を守ってほしいと呼びかけました。
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