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関根学園高校で卒業式 217人が学び舎に別れ

2022年03月05日 18:24更新

上越市の関根学園高等学校で5日、卒業式が行なわれ、217人が通い慣れた学び舎に別れを告げました。 

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卒業式に臨んだのは217人です。感染対策のため、出席は卒業生、教員、保護者、在校生の代表に限られました。卒業証書授与では、生徒1人ひとりの名前が読み上げられたあと、クラスの代表6人が鈴木重行校長から卒業証書を受け取りました。 

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鈴木重行校長
「君たちはコロナ感染症の中で密を避け、他人と接することが良くないことであるかのように過ごしてきた。でも人間はつながりなくしては生きていけない。苦しい時こそ、人とのつながりを大切にしてください」

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続いて、卒業生を代表して中谷瑠生さんが3年間の思い出を振り返りながら、感謝の言葉を述べました。

中谷瑠生さん
「コロナ禍のいまだからこそ挑戦したいという思いから、生徒会長に立候補し、やって良かったと思えた。家族の支えがなければ今日を迎えることができなかった。たくさんの先生方にもお世話になりました」

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このあとそれぞれのクラスで最後のホームルームが行われ、卒業生は3年間通った学び舎に別れを告げました。

卒業生
「2年生の春は(コロナ)でずっと休みだった。(卒業の)実感がわかないけれど、式に出ると卒業したんだなって」
「運動が好きだから体育祭が1番の思い出。大人の世界に入っていくのは不安だけれど、スポーツトレーナーになるために頑張りたい」
「お客さんを笑顔に出来る美容師になりたい」

卒業式にはプロ野球の埼玉西武ライオンズに入団した滝澤夏央さんも出席しました。滝澤さんは現在、埼玉県所沢市で、内野手として2軍の練習に参加しています。そのため地元に戻ったのは約1か月ぶりです。

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滝澤夏央さん
「野球尽くしだったので、久しぶりに高校に戻ってきた。色んな思いがある。関根学園にあこがれて入学してきたので、感謝したい」

滝澤さんは支えてくれた人たちへの感謝の気持ちを忘れず、これからは野球に専念したいと意欲を燃やしています。目指すは「1軍」です。

滝澤夏央さん
「自分がプロになれたのも関根学園のおかげ。僕もいずれは1軍で活躍することが目標。感謝の気持ちを忘れずに、いい報告が出来るように頑張りたい」

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卒業生の進路は、7割あまりの158人が大学や専門学校に進学します。残りの59人は就職し、就職先のほとんどは県内になっています。

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