2022年02月15日 11:08更新
去年に引き続き今年もオンラインでの開催となった「はんが甲子園」。佐渡市相川地区の相川観光交流センターで本戦大会の開会式が14日に行われました。
全国高校版画選手権大会通称「はんが甲子園」は、高校生に新たな創作の場を提供するとともに、佐渡への理解を深めてもらおうと全国高等学校版画選手権大会実行委員会が行っています。
今年で22回目を迎えたこの大会は、去年に引き続きオンラインでの開催となり、2月14日は出場する全国の14校のうち12の高校がオンラインで参加して開会式が行われました。
開会式では本戦大会に出場する学校の紹介や選手意気込みなどが述べられました。佐渡高等学校の選手は「ひとほり、ひとほり、丁寧にやっていきたいと思います」と話していました。
また大阪府立港南造形高等学校の選手は「私の学校では日々、みんな抽象的な絵を描いたりしていて、面白い作品もたくさん見てきているので、これまでの経験を活かして頑張りたいです」と話していました。
本来であれば選手が佐渡へ来てテーマを決める取材活動をした上で作品作りを行う「はんが甲子園」ですが、今回現地での取材ができないことから各チーム希望すれば大会スタッフが現地に出向くリモート取材を行い、作品制作の題材や色合いの確認を行うことができます。
今月16日には大阪信愛学院高等学校のチームが有形文化財の旧相川税務署や北沢浮遊選鉱場などのリモート取材を希望し、作品制作の題材を探していました。選手たちは画面越しに色あいの確認などを行っていました。
リモート取材を行った大阪信愛学院高等学校の選手は「オンラインの映像でも佐渡がすごくいい所だなと思えるので、現地に行ってみたかったなと思いました」と話していました。
第22回はんが甲子園本戦大会のテーマは「佐渡 幻想」で、2月28日から来月14日まで制作期間が設けられています。そして3月28日には高校生はんが日本一が決まります。
佐渡テレビジョン
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