2022年02月05日 19:31更新
来月上越文化会館で行われる上越市民演劇祭に初出演する上越シニア劇団が5日、残り1か月を切った本番に向け、稽古に励みました。
上越シニア劇団は演劇でシニア世代に元気になってもらおうと、上越文化会館館長の斎藤美代子さんが中心となって、昨年7月に立ち上げました。現在、メンバーは男性が7人、女性が12人のあわせて19人で、年齢は45歳から71歳までです。
今回、上越シニア劇団の初舞台となる演劇は大正時代に活躍した劇作家・岸田國士が描いた「カライ博士の臨終」という作品。演出を務めるのは上越教育大学を卒業し、東京で劇団ウラダイコクに所属する如月せいいちろーさんです。
作品について如木さんは「人が亡くなるということを描いた作品で、色んな要素・創造力が入る部分も多く、劇団の皆さんとどんなことが盛り込めるかというのを頑張っているところ。どんなものが臨終と描かれるのかお楽しみなところ」と話しました。
テレビを見ていて面白いなと思って劇団に入ったというメンバーは「台詞を覚えるのが大変。如木先生の指導を頂いている間にだんだん台本に描いてないことが入ってきて、話に奥行きがでてきているので完成が楽しみ。多くの皆さんに見て頂きたい」と話していました。
上越シニア劇団の初舞台は3月5日、6日に上越文化会館大ホールで行われる第3回上越市民演劇祭。2日間で7団体が出演予定で上越シニア劇団の出演は5日午後4時45分から1時間の公演予定です。
入場料は各劇団ごとに500円です。(詳しくは上越文化会館025-522-8800まで)
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