2022年02月02日 18:54更新
雪の中で甘みが増した「雪下キャベツ」の収穫が上越市で最盛期を迎えています。
雪の中から掘り起こされたのは、雪下キャベツです。畑には雪が50センチほど、積もっています。
生産者 荒川正義さん
「キャベツが自分を守ろうとして(糖分を蓄え)甘みが増す」
上越市青野にある荒川正義さんの畑です。44アールの畑には「越のひかり」「金春(きんしゅん)」「愛輝(あいき)」の3品種、およそ10トン分のキャベツが栽培されています。いずれも夏に種をまいて育てたキャベツで、先月上旬から雪下キャベツとして収穫がはじまりました。
キャベツは雪の下に2週間以上寝かせた後、ひとつひとつ手作業で掘り起こします。大きいものは1.5キロほどあります。
生産者 荒川正義さん
「品種の選定が大事。硬い品種は食感が(雪下に)向いていない。上越ならではの味なので、それを味わってほしい」
現在、収穫が最盛期を迎えています。雪下キャベツの収穫は雪が解ける2月下旬ころまで続き、あるるん畑で販売されます。
目印は雪下野菜専用のシールです。
なお、荒川さんによりますと、おすすめの食べ方はポトフや浅漬けで、キャベツの甘みがより一層感じられるということです。
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