2022年01月31日 14:11更新
新潟県は、上越地域における消雪用地下水の利用量増加で起こる地盤沈下を防止しようと、観測井で地下水位などを監視し、状況に応じて注意報や警報を発令しています。このほど県は、リアルタイムで地下水位の低下量などがわかる専用のWebページを開設し、公開をはじめました。
Webページで公開されているのは、上越市に2つある観測井のうち、上越市栄町に設置されている高田G2観測井のデータです。地盤沈下注意報や警報の発令情報のほか、地下水位の現在の状況や、これまでの変動がグラフで示されています。
栄町の観測井は、地下水位の低下量が8メートルを超えると警報が発令されます。上越地域には今月20日から地盤沈下警報が発令され、節水を呼び掛けています。31日午後1時40分現在の水位は警報基準を上回る8.02メートルです。
県はこれまで、観測井に「電話応答装置」を設置して、電話を掛けた人に、自動音声で地下水位などを知らせていました。新たに開設したWebページにより、状況が視覚的にわかりやすく、リアルタイムで地下水の水位状況などを知ることができ、節水の取り組みにつながることを期待しています。
Webページは下記よりご覧いただけます。
■上越地域の地盤沈下速報 https://www.joetsu-chikasuii.jp/niigata-graph.php
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