2022年01月24日 09:44更新
かつて北国街道の宿場町として栄えた上越市大潟区潟町の名所や旧跡をめぐる散歩コースを地元住民が企画し、その案内看板やパンフレットが完成しました。
案内看板はJR信越本線潟町駅前に設置され、「潟町おさんぽマップ」と題して、住民団体「まちづくり大潟」が選んだ名所旧所13か所が描かれています。コースは1周4キロほど、1時間ほど歩いてスタートの駅前に戻ります。
まちづくり大潟 細井雅明さん
「実際にみんなで歩きながら時間をはかり、いわゆる地図ではなくて、非常に親しみやすい絵をデザイナーさんに作っていただきました。駅を利用する方から、こんな所があるんだと知ってもらえたらいいなと思っています」
名所旧所のうち5か所には説明看板も設置しました。そのひとつ「どんどの池」は、かつて北国街道の宿場町だった時代に発見された泉です。住民ののどを潤し暮らしに役立ったということです。
このほか、上越妙高駅の発車メロディでおなじみの「夏は来ぬ」を作曲した郷土の偉人、小山作之助の墓や資料館もコースに入っています。
また、案内パンフレット6000部も完成し、看板と同じく、散歩コースや名所旧跡の解説が載っています。
まちづくり大潟 細井雅明さん
「今は雪で歩きにくいですが、春になり歩きやすくなったらぜひ訪れて、いろいろ良い所を散策していただきたいです」
案内パンフレットは、地域の全世帯に配られるほか、潟町駅や大潟区総合事務所に置かれます。今後は宿泊施設や観光案内所にも置いて、観光客が利用できるようにするということです。なお、案内看板やパンフレットは上越市の地域活動支援事業として作成されています。
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