2022年01月18日 18:14更新
18日(火)午後3時ごろ、妙高市関川の県道で、陸上自衛隊第2普通科連隊の大型トラックがスリップして、道路わきにいた84歳の男性をはねました。男性は市内の病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
事故があったのは、妙高市関川の県道187号線です。警察によりますと、18日午後3時前、陸上自衛隊第2普通科連隊の31歳の自衛官が運転する大型トラック(3 1/2tダンプ)がスリップし、対抗車線の道路わきにいた妙高市栗原在住の84歳の男性をはねました。
近くで事故を目撃した人が119番通報し、男性は妙高市内の病院に運ばれましたが、事故からおよそ1時間後に死亡が確認されました。
死因は胸部圧迫による失血死でした。自衛隊側にけが人はいませんでした。
イメージ 3 1/2tダンプ
警察によりますと、事故当時、第2普通科連隊が訓練を終え、池の平スキー場から高田駐屯地に戻る途中、車両4台で連なって県道を下ってきたところ、3台目が雪でスリップしたため、最後尾にいたトラックが衝突を避けようとハンドルを右に切ってスリップし、男性をはねました。
自衛隊によりますと、84歳の男性は、自分の運転する軽自動車を道路わきにとめて、除雪作業をしていたということです。
現場は、妙高市関川の国道18号から池の平温泉スキー場に向かう途中、勾配のある坂道です。
現在、警察が事故の原因を調べています。
この事故に対して陸上自衛隊第12旅団長の坂本雄一陸将補は、「亡くなられた方に心よりお悔やみ申し上げると共にご遺族に対してお詫び申し上げます。またこのような事故を発生させたことは誠に遺憾です。今後、事実関係を確認し、厳正に対処すると共に、再発防止に万全を期す所存です」とコメントしています。
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