2022年01月18日 06:00更新

県内を中心に活動する音楽アーティスト「Rafvery」と「ひなた」が、去年、上越市吉川区で田植えをして育てた酒米で仕込んだオリジナルの日本酒が完成し、今月15日に発売されました。

完成したオリジナル日本酒「灯（トモシビ）」純米吟醸生貯蔵酒です。

新潟県出身で在住のアーティスト「Rafvery」と「ひなた」は、これまで吉川観光協会が主催する尾神岳でのライブに3年連続で出演していました。それが縁となり、吉川を舞台に日本酒造りにも参加してきました。

「Rafvery」と「ひなた」は去年5月、ファンや地元の人たちと一緒に酒米「五百万石」の田植えを行い、その後も11月に洗米の作業に参加しました。酒造りの作業は、よしかわ杜氏の郷が引き継ぎ、このほどオリジナルの日本酒が完成しました。

灯のオリジナル専用箱の側面

「Rafvery」と「ひなた」は「トモシビ」という名前でユニットを組んで楽曲をリリースしていて、完成した日本酒も「灯（トモシビ）」と名付けられました。ラベルや箱のカラーもユニットカラーのオレンジを採用しています。

オリジナル日本酒「灯」は香り高く、すっきりのど越しの良い味わいが特徴です。田植えをした際、RafⅴeryのKAZZさん（上越市出身）が「日本酒があまり飲めない人でも楽しめる、飲みやすい日本酒をつくりたい」と話していた通り、飲みやすい口当たりのよい日本酒に仕上がっています。

よしかわ杜氏の郷によりますと、完成した灯を飲んだ「Rafvery」と「ひなた」は「オール吉川産のお酒で、おいしくて、飲みやすい！」と、出来の良さに満足しているということです。

販売価格は720ミリリットルで1700円（税込）。2組の写真やプロフィールが記載されたオリジナルの専用箱付きです。よしかわ杜氏の郷、スカイトピア遊ランド、ゆったりの郷をはじめ、上越市内の酒販店で販売しています。

灯（トモシビ）純米吟醸 生貯蔵酒
■使用米：五百万石　■精米歩合：55％　■アルコール度数：15度　■日本酒度：＋2
■販売価格：720ミリリットル／1700円（税込）

■問い合わせ：TEL025-548-2331（よしかわ杜氏の郷）
■ホームページ：https://www.yoshikawa-touji.co.jp/