2022年01月18日 04:00更新
上越市役所で広報写真などを撮ったアマチュアカメラマン 瀧澤和夫さんが、退職後に撮りためた写真展が、今月13日から高田本町の本町ふれあい館で始まりました。滝澤さんは去年夏に急逝したため、初めての個展が遺作展となりました。
瀧澤和夫さんは去年7月に83歳で亡くなりました。かつては上越市職員として「広報上越」を担当し、表紙の写真などを撮りました。
退職後はアマチュアカメラマンとして、地元の風景などを熱心に撮影したということで、会場には、瀧澤さんが亡くなる10年ほど前まえから撮りためた56点が展示されています。
作品は、十日町市の美人林や志賀高原の丸池など自然の風景が中心です。展示作品は、滝澤さんのカメラ仲間 藤野正二さんが、残された写真およそ1000枚から選んだものです。
藤野さんは、滝澤さんについて「関田峠で会ったのが最後。私たちが行くより先に撮っていて、最後まで居残って撮影を楽しむ人だった。撮影熱心で、撮影そのものを堪能された方。わずかなチャンスを自分のものにする、その執着心がすごい」と話しました。
作品は、今後5回入れ替える予定で、合わせて336点が展示されます。
藤野さん
「みなさんにこの写真を見てもらい、刺激をもらって努力してほしい。まだ600枚強あるので、ほかの会場でも展示したい」
「瀧澤和夫さん 風景写真遺作展」は、3月末まで本町ふれあい館で開かれています。入場は無料、時間は午前9時から午後6時までです。
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