2021年12月28日 16:01更新
お正月を前に小学生を対象にした書き初めの練習会が28日に上越市清里区で開かれ、子どもたちが熱心に筆づかいを学びました。
練習会には小学1年から6年までの19人が参加しました。児童は「お正月」や「美しい心」など、学年ごとの冬休みの課題に取り組みました。
このうち3年生の児童は「はらい、はね、に気を付けて練習しています。うまく書けたらおじいちゃんにプレゼントしたい」また、別の3年生も「とめ、はね、はらい、が難しい。『月』の反りがうまくできた。家に飾り『すごい』と言ってもらえたらうれしい」と話していました。
講師は、春日新田で書道教室を開いている加藤翠川さんです。加藤さんは、一人ひとりに寄り添って、文字のバランスや筆の持ち方をアドバイスしました。
指導のポイントを訪ねると加藤さんは「楽しんでやってもらわないと。苦しんで書かないように。お正月を迎えるので楽しく元気よく」と答えていました。
この練習会は、公民館が子どもたちに集中して課題の習字に取り組んでもらおうと毎年この時期に開いています。児童は、2時間ほどで課題の清書や家で飾る作品を仕上げていました。
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