2021年12月28日 16:39更新
幻の一杯をおうちで!
酒粕を生かしたご当地ラーメン「雪むろ酒かすラーメン」がこのほど、冷凍食品として通販サイトで買えるようになりました。
名立産「義の塩」使用
これが「雪むろ酒かすラーメン」です。スープは鶏白湯をベースに、酒かすが1割ほど入っています。酒かすは、吉川区のよしかわ杜氏の郷のもので、雪室貯蔵したことで、まろやかな味になっているということです。さらに、上越産の米粉と豆乳でとろみを加え、濃厚ながらもあっさりとしたスープになっています。
また、名立産の甘えびを使った発酵調味料、エビダレが付いていて、スープに溶かせば、味の変化を楽しむことができます。具材の焼き麩は高田のサクラをイメージしました。
上越愛麺会 月岡二幸 会長
「上越は山・海の幸がふんだんにある。発酵食品も素晴らしい」
作ったのは、市内のラーメン店19店でつくる団体「上越愛麺会」です。愛麺会では地元食材を使ったラーメンで地域を活性化しようと、「越後謙信・SAKEまつり」などのイベント限定で「雪むろ酒かすラーメン」を販売してきました。
しかし、新型コロナの影響でイベントが減り、ご当地ラーメンのPRが難しくなっていました。そこで、家で食べることのできる冷凍商品を企画し、通販サイトで販売することになりました。
28日は愛麺会のメンバーが中川市長を訪ね「雪むろ酒かすラーメン」の販売を報告しました。
上越愛麺会
「全国見てもない。酒かすメインのラーメンは世界に通用する」「最終目標は“世界”日本酒と一緒に」
自身もラーメン好きという中川市長は、ふるさと納税の返礼品に活用するなど「トップセールスとして売れるものをどんどん発信していきたい」と話しました。
上越愛麺会 月岡二幸 会長
「自宅で手軽に上越の味。良いタイミング。(今後は)ふるさと納税に活用。世界の人に食べてもらうのが目標」
「雪むろ酒かすラーメン」は、1食1000円で100食限定です。販売期間は来月5日まで、配送は来月7日です。 販売サイトは「宅配にいがた麺の市」です。詳しくはホームページをご覧ください。
現在、市内のラーメン店では、それぞれが趣向を凝らした酒かすラーメンも提供しています。
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