2021年12月23日 18:01更新
2018年に閉校した旧小猿屋小学校の跡地について、東小猿屋町内会が有効利用を求める要望書を市に提出しました。
要望書を提出したのは東小猿屋町内会です。
現在、旧小猿屋小学校は校舎と体育館、グラウンドがそのままの状態となっています。広さは1万2000平方メートルあり、そのうち体育館とグラウンドの一部、3700平方メートルほどは市が住民から借りている土地です。
町内会では、この土地を市に買い上げてもらい、公共施設や老人保健施設などとして役立てて欲しいと市に要望しました。
上越市教育委員会によりますと、現在、幼年野球チームが体育館を利用しているほか、校舎については、書庫として利用する計画だということです。
一方、東小猿屋町内会長の竹内秀彦さんは、JCVの取材に対し、校舎の周辺の草刈りや体育館の屋根の老朽化など市の管理が行き届いていない状況があると話しました。
町内会では、市の買い上げができない場合は、不動産業者への売却を検討し、住宅地として再開発されるよう市に取り計らってほしいと要望しています。さらに、それも不可能な場合は、すべての借地を原状復帰して返還することを求めています。
竹内さんは、「市民からアイディアを募り、校舎やグラウンドを未来の上越市のために活用してほしい」と話しました。
市では、今後要望書の内容について検討していくということです。
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