2021年12月16日 06:00更新
妙高市にある「国立妙高青少年自然の家」で、25年にわたり自然体験活動を指導してきた功績が認められ、上越市の山田時代さんが文部科学省の社会教育功労者として表彰されました。
表彰されたのは上越市の山田時代さん(42)です。保険代理店の代表を務めながら、25年間「国立妙高青少年自然の家」の自然体験活動に携わってきました。
具体的には、自然の中で仲間づくりをするプログラム「妙高アドベンチャー」を通じて、年に10回ほど県内外の小中学生を指導しています。今回その功績が認められ、社会教育功労者として表彰されました。
山田時代さん
「本当に驚いている。最初は言葉を発することができない、恥ずかしいと思っている子が、自分の意見を言えた時(それが私の)活動の原動力になっている」
山田さんが自然体験に関わるようになったきっかけは高校2年生の時、自然の家で行われたボランティア研修会に参加したことです。そこで、自然の豊かさや、講師などとの出会い、交流に魅かれたといいます。
山田時代さん
「本当に人に恵まれた。参加者や当時の職員、高校卒業後もパイプが切れることなく続いた」
14日は小林朋広所長から山田さんに表彰状が手渡されました。自然の家の指導者としては9人目です。
国立妙高青少年自然の家 小林朋広所長
「長年にわたり尽力ありがとうございました。若い頃からボランティア、自然体験指導に携わり感謝申し上げます」
山田時代さん
「子どもたちに新しい気づきや学びを提供し続けられる、すべての指導者がその考えで活動してくれたら」
山田さんは、現在NPO法人「妙高山麓自然体験活動指導者会」の事務局長も務めています。
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