2021年11月15日 17:58更新
佐渡市立金泉小学校で12日、児童が野良犬や野良猫について知ることで命の大切さを学ぶ授業が行われました。この取り組みは動物保護団体 佐渡わんにゃんクラブが昨年から行っているもので今年で2回目です。授業ではまず代表の菊地牧子さんが4年前に保護した犬について話しました。
目もあまり見えておらず足が悪く自力で歩けないという話を児童たちは悲しそうに聞いていました。
その後、野良猫について紙芝居形式でわかりやすく説明しました。
飼い猫の寿命が20年以上なのに比べ、野良猫は4、5年が限界だということです。そんな野良猫が増えるのを防ぐために捕獲し避妊や去勢手術を行い元の場所に返す「TNR運動」があることが紹介されました。
話を聞いた後は実際に保護された犬と触れあう時間が設けられ、児童たちは楽しそうに散歩し膝の上に乗せたりして優しく触れ合っていました。
佐渡わんにゃんクラブ代表 菊地牧子さん
「健康なわんちゃんもこういう問題のあるわんちゃんもみんな同じ命だということを子どもたちにはわかってもらってこれから大きくなってもらいたいなと思います。こういった活動を私たちのできる範囲で続けていきたいなと思っています」
こういった活動を私たちのできる範囲で続けていきたいなと思っています。児童はこの授業を通して改めて命の大切さを学んでいました。
佐渡テレビジョン
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