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中川市長 就任後初の上越市議会 副市長4人改正案などを提案

2021年11月30日 18:59更新

中川市長は30日、就任後初めてとなる上越市議会に臨み、副市長の定数を現在の2人から4人に増やす条例改正などの議案を説明しました。それに対して議員から「副市長を増やすよりも、市の職員と十分に話し合い、めざす市政の目標を共有することが先ではないか」などの質問がありましたが、中川市長は現場の最前線に立つリーダーとして、副市長は4人必要だと強調し、そのうえで議会の最終日に、健康づくり担当の副市長1人の人事案を示すと答えました。

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上越市議会12月定例会はきょう開会しました。はじめに中川市長が補正予算案の提案理由などを説明しました。また現在、2人となっている副市長の定数を4人に増やす条例改正案を説明しました。これに対して議員から「副市長を増やすより市の職員と話し合い、市政の目標を共有すべきではないか」との質問があり、市長は「副市長4人体制は現場の先頭に立って陣頭指揮を執る。強力なリーダーシップを発揮してもらうことが不可欠であると考えている。時に私が退任したときは、同時退任するような政治的宿命を共に担う人であるので、推進していくにはそれくらいの覚悟が必要と思っている」と答えました。

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そのうえで市長は、野口副市長が市政全般を担当し、ほかの3人が自治・防災、健康づくり、産業振興と通年観光をそれぞれ担当すると説明しました。
「まずは『健康づくり・福祉』を担当する副市長について本定例会最終日に選任の同意案を提案する予定にしている。(健康づくりの選任が先になったのは)重要だからというのではなく、任に就いて頂く人がいらっしゃったから」

また中川市長は、公約を実現するため民間のアドバイスを受けたいとして、専門の政策諮問委員1人を設置する予算案を説明しました。これに対し議員から「アドバイスは市長が個人的に民間に相談すべきで、市の制度にする必要は無いのではないか」と質問があり、市長は「市民が求めているのは民間の力と考えている。すでに令和4年度の予算編成作業が進んでいる状況を踏まえ、公約にあげた重要政策を民間視点のアイデアを取り入れながら、着実に予算化していくために、今年度は委員1人を先行して選任する。誰でも良いのかというわけではない」と答えました。

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そのうえで市長は、諮問委員を来年度から3人に増やし、常設とする考えを明らかにしました。12月議会は14日まで開かれ、総額18億3000万円余りの補正予算案などを審議します。

きょうの市長答弁について、議会主要会派の代表は次のように話しました。

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会派 久比岐野  橋本洋一代表「点数はつけられない。これから向こう4年間の上越市を、市長としてどう引っ張っていくかの確認」

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会派  創風  武藤 正信代表「議会・行政を知らないわけでもないので、もう少しテキパキとキレの良い答弁すると思ったが、ちょっと拍子抜けした」

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会派 日本共産党議員団 橋爪 法一団長「具体的に言うと副市長と政策諮問委員の問題。市職員・議会に『これで行きましょう』と気持ちになれる状態を作ってもらいたい。やろうと思っている良いことはしっかり応援していきたい」

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会派 みらい 石田 裕一代表「(会派みらいは全員、市長選で野澤さんを応援していましたが…)ちょっと難しい立場。中川市長もどう考えているか。いずれにせよ誰が市長になっても議員としては変わらないスタンスでいきたい」

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会派 政新クラブ 栗田 英明代表「否決も視野に入れて考えますよ。今までは市長の追認機関みたいに議会をとらえていたけど、『是々非々』をどういうものか示すために、不必要だと思えば否決も考えないことはない」

 

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