2021年11月26日 16:01更新
酒蔵やしょう油蔵をまわる観光モニターツアーが21日(日)に行われ、市外からの参加者が上越市の発酵文化を学びました。
このツアーは、上越妙高観光促進協議会が、県の補助事業を活用して実施しました。参加費は4400円。通常料金の半額以下で百年料亭「宇喜世」の特別御膳を味わったうえ、高田地区の回遊観光を楽しむことができます。
この日は新潟市、松本市、東京などから13人が参加して、武蔵野酒造で酒造りを見学し、スキー正宗などを試飲しました。
この後、一行は雁木通りを歩きながら北本町に高野醤油味噌醸造店を訪ねました。
店では、昔ながらの木樽を使った醸造の様子を見学し、最後に2年寝かせた味噌を使った味噌汁を味わいました。
松本市から参加
「初めてしょう油を作ってるところを見たので楽しかったです。独特な町並みで、また立ち寄りたいです」
三条市から参加
「ここはすごい!木樽はなかなか無いので。高田は良い町ですね、風情があって何回も来たいです」
参加者は、日本酒や味噌汁を試飲するたびに、アンケートに答えていました。
このモニターツアーは、先月下旬から実施され、岩の原葡萄園やかんずりの見学を含めた9つのコースが設定されました。
平山公明さんは「上越は発酵の町といわれ、酒蔵関係者の丁寧な説明やヒストリーが聞けて、お客様も非常に満足されています。今後は、地場産業・バテンレース・高田瞽女・宇喜世と、寺町には大きなお寺が点在しているので、そちらをまわるツアーなど、いろんな企画を考えていきたいと思います」と話していました。
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