2021年11月25日 19:43更新

障がい者の就労などを募金の形で支援する「チャリティつくしツリー」が25日から、上越市内の障がい者福祉施設など57か所に設置されています。

つくしツリーは、障がいがある人の就労支援や災害への義援金に充てられるチャリティー活動です。募金した人は愛情を表す赤色か、希望を表す黄色のリボンを、高さ3メートルほどのツリーに結びます。

初日の25日は、上越市高土町のつくしセンターで点灯式が行われました。このあと、施設の利用者などおよそ20人が募金をして、リボンを結んでいました。

上越つくしの里医療福祉協会 川室優 理事長
「（元々）障がい者のために施設づくりをしようと始めたもの。今後も障がい全て（だけでなく）、被災など（社会的）弱者に使っていきたい」

 この活動は今年で25回目です。これまでに758万円あまりの浄財が寄せられました。また、今年は例年秋に行っていた「つくしんぼ音楽会」をチャリティー中の来月18日に行います。音楽会はユーチューブのライブ配信となり、チケット代の一部が寄付されます。

「チャリティつくしツリー」は12月23日まで、上越市内の福祉施設や事業所など57か所に設置されています。500円以上寄付した人には、つくしの里特製のクッキーがプレゼントされます。