2021年11月13日 10:46更新
ヒマワリを育てて、食用オイルを作っている障がい者就労支援施設つくし工房で、収穫したヒマワリの花の大きさを競うコンテストが行われ、11日(木)に優勝者が発表されました。
つくし工房では、障がい者の働く場を作ろうとヒマワリを育てて、種から食用の「ひまわりオイル」を作っています。
今年は「でっかいひまわりプロジェクト」と題して、去年獲れた種を希望者に配り家などで育ててもらった後、花の大きさを競うコンテストをおこないました。
初めての開催には、23組が参加。それぞれが花と物差しを並べて撮った写真を見比べて、審査が行われました。
結果、優勝は「チームひまわり」と高橋典子さんの2組が育てた直径31センチのヒマワリでした。
3位は、特別養護老人ホームいなほ園の直径29センチでした。
優勝した「チームひまわり」矢澤 誠治さん
「ひまわりを作る人がいなくて困ってると聞き、空いた畑でどうかと声掛けられ、はじめたのがきっかけ。栽培は鳥が突くので困った、畑の地力で大きく育ったと思う」
ひまわり植栽実行委員会代表の川室優さん
「職員の親戚や友人が参加して、ひまわりで人の輪が広がっていく。関心もつことで優しい心が持て、地域も平和になるのではないか」
工房でのヒマワリ栽培は、10年以上前にはじまりました。現在、2ヘクタールほどの畑で毎年10万本を育てています。今年の収穫は、11日(木)現在で340kgほど。この後、種の油をしぼって「ひまわりオイル」になるということです。
つくし工房では、現在、施設の利用者だけでなく、市民ボランティアも手伝って、種まきや刈取りに取組んでいます。ボランティアの募集など、詳しくは、つくし工房までどうぞ。
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