2021年11月07日 19:23更新
秋の恒例のイベント「越後謙信きき酒マラソン」が7日に行われ、県内からおよそ100人が参加しました。今年はオンラインでの参加もでき、全国各地との交流を楽しみました。
越後謙信きき酒マラソンは、タイムを競わずゆっくりと走って、楽しむことを目的にしたイベントです。去年はコロナ禍でリアルなマラソンは中止となりましたが、今年は参加者を新潟県民に限定し、会場内でのきき酒を取りやめるなど規模を縮小して、2年ぶりの開催となりました。
コースは全長24キロ、埋蔵文化財センターをスタートして、春日山城や正善寺ダムなどを回ります。
コースには6箇所のエイドステーションがあり、蒲鉾や焼肉など、地域のグルメが並びました。
参加者は「毎回エイドが楽しみ。ビールと肉は最高。きき酒マラソンで仲間ができ、毎年一緒に参加している」「久しぶりに参加したら、あまりにも仮装の人が多くてびっくり。来年は仮装で来ないと」などと話し、思い思いの時間を楽しんでいました。
オンラインでは全国からおよそ100人が参加し、会場の中継を見たりそれぞれが交流しながら、あらかじめ送られた地酒やグルメを楽しみました。
ゴール後には地酒6種類とおちょこが配られ、オンラインで打ち上げが行われました。
参加者は「毎年出ていた。ゴール後の試飲がないのは残念だが、久しぶりのイベントで思いきり楽しめた。家に帰ったらもらった酒をがぶ飲みしたい」などと話し、笑顔で帰っていきました。
実行委員長の荒木克さんは「皆さん、日々一生懸命生きている。今日一日くらい適当に生きてもいいだろうと、一日緩く楽しめるところがこの大会の魅力。コロナ禍で開催も困難になったが、形を変えながら次きちんとできる時まで力を蓄え、新しいことを試す期間にしたい」と話していました。
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