2021年11月08日 17:05更新

佐渡の観光資源をPRしようと、佐渡市立金井中学校の生徒が佐渡観光交流機構のYoutubeチャンネルに投稿するための動画撮影に挑戦しました。

年内にも世界遺産登録国内推薦が期待されている佐渡金山。その時期に合わせ相川地区の魅力をYoutubeで発信し、観光客の増加につなげようと金井中学校の3年生44人が12班に分かれそれぞれ動画を制作します。

この日は、無名異焼の制作販売を行う北沢窯を訪れた班は、窯元の其田弘輔さんを取材し、無名異焼に使われる土の特徴や焼き上がりまでの工程などを教わり、その様子をカメラに収めていました。

また、実際にろくろを回している様子などのほか、其田さんにインタビューなども撮影しました。生徒は焼き物に関する専門的な用語の聞き取りに苦戦しながらも、無名異焼の魅力に迫ろうと取り組んでいました。

生徒はこのほかにも、京町通りや北沢浮遊選鉱場など、佐渡金銀山の繁栄の面影を残すスポットなどを訪れ、取材を重ねていきました。撮影を終えた生徒は「佐渡の有名なところ以外の良さも知ってもらい、多くの人に来てほしい」と話していました。

撮影した動画は各班がおよそ2分の動画にまとめ、後日、渡辺竜五佐渡市長が参加する動画選考会で12本の中から6本を選びます。なお、選ばれた動画は佐渡観光交流機構が運営するYoutubeチャンネルに投稿されるということです。

佐渡テレビジョン