2021年10月24日 12:53更新
任期満了に伴い、31日に行なわれる上越市長選挙がきょう24日告示され、元市議会議員で前回の市長選に出馬した中川幹太さんと前の副市長、野澤朗さんの2人が立候補を届け出ました。
上越市長選挙に立候補したのは届出順に、元市議会議員で前回の市長選に出馬した中川幹太さん、前の副市長、野澤朗さんの2人です。告示日の24日、各陣営の出陣式が行われました。
そのうち中川さんは、上越市西本町にある事務所前で出陣式を行いました。式には衆議院議員選挙に立候補している立憲民主党、梅谷守さんの選挙対策本部長代行、近藤貞夫さんや元市長で市議会議員の宮越馨さんなど約70人が集まりました。中川さんは今回の市長選について、自身の手応えを次のように話しました。
中川さん
「前回よりも相当な勢いを感じている。このままいけば必ず勝利を勝ち取れると感じている。上越市全域で政策を作っていく。これが必ず必要になる」
続けて、対立する候補者は行政出身だとして、これからの市政を担うには、民間の力が必要だと強調しました。
中川さん
「こういう方にこれからの全国、世界に広がっていかなければいけない、PRしていかなければいけない上越市政を任せることができるのか。みなさんと一緒に全員で上越市を作っていかないといけない。そのためにはこの選挙戦を勝ち抜かなければいけない」
また宮越さんは、次の市長に相応しい人物について次のように訴えました。
宮越さん
「中川さんは日本一の子育ての町にしようと言っている。それが私の願いでもある。人口減少を食い止める。子ども年金もやがて導入したら全国から注目される。そうした先進的な改革ができる人間、それが中川幹太さん」
一方、野澤さんは上越文化会館で出陣式を行いました。式には衆議院議員選挙に立候補している自民党の前の衆議院議員、髙鳥修一さんや、村山市長など約400人が集まりました。野澤さんは立候補するに理由ついて、最初に触れたのが16年前、自身が担当した市町村合併でした。
野澤さん
「13町村が町や村に寄せる思い、夢や希望を心の中に預かった。しかしそれらを果たしたと思えない自分がいる」
また少子高齢化や新型コロナなど厳しい時代だからこそ、市民に安全で安心な暮らしをしてほしいと訴えました。
野澤さん
「新型コロナ対策として就任後、ただちに10億円規模の補正予算を組み、市民のみなさんの命と生活を絶対に守る。子育ては1人目から安心して生み育てる支援をしたい。子どもたちは宝、私たちのまちづくりは子どもたちのふるさと作りだ」
また村山市長は、新しい市長は41年間の行政経験がある野澤さんを選ぶべきだと強調しました。
村山市長
「新型コロナの拡大など大きな課題の解決を求められている。多様化と共生時代、脱炭素、デジタル社会に老いも若きも対応していく。次の選択を誰にするのか。安全・安心、雇用など41年間行政経験をつぎ込んだ野澤さんを選ぶべきではないか」
上越市の有権者数は今月23日現在、15万9209人です。投票は今月31日(日)、即日開票されます。また期日前投票は、25日(月)~30日(土)までです。
JCVでは投開票が行われる31日(日)、午後9時から開票所のリージョンプラザ上越と中継を結び選挙の結果を速報でお伝えします。
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