2021年10月08日 10:39更新
佐渡市立河原田小学校の児童が7日、「わら細工」に挑戦し伝統工芸の楽しさや重要性を学びました。
この授業は、佐渡の伝統工芸である「わら細工」を実際に体験することで、わら細工の楽しさや技術を継承する必要性を感じてもらおうと一般財団法人佐渡文化財団が、島内の小学校を対象に行っています。
この日は4年生26人が参加し、財団の講師3人から「しめ縄」の手順について説明をうけました。
最初に、藁を柔らかくして編みやすくするため、10回ほど小槌で藁を叩きます。児童は講師のサポートを受けながら、楽しく作業に励みました。
次に、藁を足で押さえ、こすりながらねじる「なう」という作業に挑戦しました。児童は初めての作業に苦戦しながらも、教え合ったり、励まし合いながら協力して取り組みました。
最後にしめ縄をリースにし、リボンや花で飾り付けます。
完成したしめ縄のリースに、児童たちは満足した様子でした。
児童
「最初は難しかったけど、慣れたら出来るようになった。完成したものはお母さんにあげたい」
今回のしめ縄作りを通して、児童は伝統工芸作りの難しさや文化を繋ぐ大切さを実感していました。
佐渡テレビジョン
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