2021年10月11日 16:56更新
県と上越市は11日(月)、新型コロナ大規模ワクチン接種センターの上越総合病院で9日(土)、ワクチンの誤接種が発生したと発表しました。同様の事例は9月5日に続いて2回目です。
市によりますと、誤接種があったのは9日(土)の午後1時頃です。8月22日に1回目にファイザー社のワクチンを接種した上越市在住の50代男性に対し、2回目の接種としてモデルナ社のワクチンを接種してしまったということです。
男性は上越市の集団接種として8月22日(日)に上越総合病院で1回目の接種を受けました。本来であれば2回目の接種は、9月12日の予定でしたが、その日は接種に訪れず、男性は県の大規模接種日の今月9日(土)に訪れ、メーカーの異なるモデルナのワクチン接種を受けたということです。
市によりますと、ワクチン接種後、接種済みのシールを貼る際に、誤接種に気づいたということです。市はその場で男性に謝罪したということです。なお原因は、接種の際、受付でスタッフが接種履歴を確認すべきところ、見落としていたこととみられています。11日現在、男性に健康被害はないということです。
市では、今月24日に実施予定の「おさらい接種」に向けて、今回の事例を全スタッフで共有するとともに、全スタッフへの事前説明会の実施や、当日業務開始前の注意喚起を再度徹底していくということです。
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