2021年10月06日 16:01更新
新型コロナウイルスに感染して治療が終わっても後遺症への不安が指摘される中、新潟労災病院は7日、「コロナ後遺症外来」を開設します。専門の外来が開設されるのは上越地域で初めてになります。
「コロナ後遺症外来」は7日に開設されます。対応する症状は、持続性のある咳や呼吸困難、味覚嗅覚の障がいや疲労感、関節痛、脱毛、うつなどです。治療には内科医である入江誠治 院長があたります。
診療は患者の症状に応じてCTやMRIなどの詳しい検査から、治療を経て社会復帰に向けた生活指導やリハビリなどを行います。また、医師の判断で必要があれば、専門医がいるほかの病院を紹介します。受診を希望する人は事前に予約が必要です。合わせてコロナに感染した時の状況や治療を受けた情報を把握するため、出来る限りコロナを治療した病院からの紹介状を持参するよう求めています。
新潟労災病院は「上越地域で350人程度の方が感染している中で、後遺症に苦しむ方が一定数いると考えている。診療にどの程度の需要があるか分からないが、少しでも良い医療を提供したい」と話しています。
なお、後遺症のほかにもワクチン接種で副反応が出た場合も対応します。
コロナ後遺症外来 診察日
■診察日:第2、第4月曜日午前/毎週木曜日午前(予約制)
■問い合わせ:新潟労災病院地域医療連携室 ℡025-543-7190
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