2021年09月15日 17:08更新
国連が掲げる持続可能な開発目標「SDGs」について理解を深めてもらうと、妙高市立新井中央小学校の6年生が15日、廃材を使ってアート作品を作りました。
廃材のアート作品を作ったのは新井中央小学校の6年生です。これは、国連が掲げる持続可能な開発目標「SDGs」について理解を深めてもらおうと、妙高市にある山﨑建設の常務、山﨑健太郎さんが企画しました。
山﨑さんは初めに、世界にはゴミを売って生活している子どもがいることや海岸にはたくさんのゴミが流れ着くことなどを紹介しながら、世界と自分たちの暮らしが繋がっていると話しかけました。
そのうえで児童ひとりひとりがSDGsを意識した暮らしの目標を立て、学校で出た廃棄ダンボールに書き込みました。
児童は「ゴミが溜まると大変なので、分別して減らそうと思った」「賞味期限が近いものを食べて、食品ロスを無くそうと思った」と話していました。
その後、児童は、山﨑さんが工事現場で出た廃材で組み立てた木のオブジェに、ダンボールを紐で結びつけました。
児童
「SDGsを知ってもらってたくさんの人に協力してもらい、早く解決できるようになってほしい」
「同じ歳の子どもがゴミを売って働いているのを見て、海でゴミを拾ったり、小さなことでも意識したい」
山﨑さん
「一つはもったいないを無くす、環境に関わることと、夢を持って力強く生きていくことが経済の活性化につながっている」
完成した作品は、来月24日、高田城址公園オーレンプラザで開かれるSDGsフォーラムで展示されることになっています。
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