2021年09月07日 18:51更新
国道8号線近くの関川右岸で7日、上越市立春日新田小学校の4年生がコスモスの種をまきました。
春日新田小学校では、7年前から市民団体「リバーサイド夢物語」の呼びかけに応えて、コスモスの種まきを手伝っています。7日は、4年生が国道8号線にかかる関川大橋の下流側で、1メートル間隔に並んで、約1ヘクタール分の種をまきました。
種まきは去年、新型コロナの影響でできなかったため、2年ぶりです。
児童は「雨でぬかるんで足が泥だらけになった。春日新田の町をコスモスで笑顔にしたい」「コロナの影響で元気がない人が多い。(花が咲いたら)綺麗だなと言ってほしい」と話していました。
これに先立って、市民団体「リバーサイド夢物語」は6日、種まきを済ませています。コスモス畑は、7日の分と合わせると、河川敷1キロに渡り、5ヘクタールの広さになります。
種は3日後に芽を出し、10月末~11月にかけて、100万本が咲くということです。
団体の代表、塚越秋三さんは「地域を飾るだけでなく、磨くことにも気づいてもらいたい。ごみが無かったり、草を刈ったりすることだけでも地域は綺麗になる。コロナが収束し秋に(この場所で)子どもたちとコンサートができれば」と話していました。
この後、児童はチラシを作り、コスモス畑をPRしたり、花見をすることにしています。
この活動は、塚越さんが22年前、河川敷の近くにある労災病院に入院していた友人を励まそうと種をまいたのがきっかけでした。当時は30アールほどだったものが、今は5ヘクタール。たくさんの市民の目を楽しませています。
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