2017年07月05日 17:27更新
梅雨前線の影響で1日から断続的に続いた激しい雨は弱まり、上越市では今朝、大雨警報が解除された。これまで降り続いた雨の影響で各地で被害が出ている。
高田公園の極楽橋付近。内堀の土塁が崩れているのを、4日公園の管理人が見つけた。崩れた場所は橋や歩道から見えるため、市では早急に元の状態に戻すことにしている。
【上越市 雨による被害】
・住宅が水に浸かった被害が1件
・住宅以外の建物が水に浸かった被害が2件
・公共施設の被害が5件
・道路や水路などへの被害が約200件
道路の被害でもっとも大きい上越市柿崎区下牧の市道「水野米山寺線」。この道路は主に下牧、水野の2つの集落に住む17世帯の住民が利用している他、路線バスが通る。
雨の影響で3日、道路わきの斜面がコンクリートブロックとともに幅20m、高さ10mにわたって崩れ、道路をふさいでいるのを地元の町内会長が発見した。現在、市道は通行止めになっている。
さらに、崩れた斜面の上には用水路があり、用水路を支えていた一部の土が崩れている。
復旧させるには道路の土砂を取り除く他、斜面がこれ以上崩れないように保護し用水路が壊れないよう工事を進める必要がある。復旧事業を国に申請するため、5日市と県の職員が現場の状況を確認した。
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