2021年08月24日 17:19更新
上越市の村山市長は、経営不振に陥っている佐渡汽船に対する2億4000万円の経営支援を9月議会に提案することについて「航路の将来像を描いて支援することを判断した」と話しました。
上越市は補助金を直江津小木航路を維持するためと位置づけ、佐渡汽船からの要望に応える形で経営を支援する方針です。補助する額は、直江津小木航路のコロナ禍前の輸送実績と今期の輸送状況を比べた減収分として、最大およそ2億4000万円を見込んでいます。
支援を決めた理由について村山市長は、24日行われた記者会見で「(関係者で)ともに作った経営計画で(実績割れの)借りができた。この分の減収補填は、計画に関わった立場で負担してもいいと思う。直江津小木航路の新しい将来像や輸送人員の増加を描いて、社会環境における人員減の分を補填しようと判断した」と話しました。
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